Mebae コレクションのはじまり
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はじめまして、All About Hearts デザイナーの松本です。
これから、Stories では商品の開発ストーリーや、
商品に込めたおもいなどを投稿しようと思います。
はじめての記事では、3月に発売した Mebae コレクション のお話をお届けいたします🌼

Mebae コレクションは、
何かを好きだと思いはじめたときの、
まだ少し不安定で、
でも確かにきらめく気持ちをイメージして生まれました。
デザインの着想になったのは、
小さい頃に、公園で夢中になって作った花冠や、
何度失敗してもめげずに編んだビーズ。
ただかわいくて、楽しくて、気づけば夢中になっていました。
そんなふうに、ただ「楽しい」とピュアに感じる時間の中に、好きの気持ちが自然と芽生えていたことを思い出しました。
何かを好きになる気持ちは、
いつも最初からきれいに整っているわけではありません。
これが好きかも、
なんだか気になる、
触れていると気分が上がる
そんなふうに、まだ言葉にはしきれない情熱が、
心の中にころころと生まれてくることがあります。
Mebae では、
そうした「芽生えたばかりの情熱」を、花冠のようにモチーフが連なるデザインに重ねて表現しました。

ハートは規則的に並べるのではなく、
上下に少しランダムに配置しています。
規則的なようでいて、きれいに揃いすぎてはいない。
その並び方によって、次々に生まれてくる気持ちや、まだ安定しきっていない情熱の動きを表したいと思ったからです。
左)試作 右)完成品
デザインの中で特に何度も調整したのが、
ねじり部分の太さです。
細すぎると繊細で頼りない印象になってしまうし、
太すぎると今度はハートが埋もれてしまう。
単体で着けたときにもきちんと存在感がありながら、
ハートモチーフが主張しすぎないバランスを目指して、何度も見直しました。
ハートの形も、最初はもう少し平面的でしたが、少し丸みをもたせて、
やわらかく、ぬくもりを感じられる表情に整えていきました。
左)試作(磨き前) 右)完成品
また、甘すぎないことも大切にしています。
ハートが大きすぎると子どもっぽく見えてしまうし、
小さすぎると今度は花冠のような連なり感が弱くなってしまう。
ねじり部分の太さとハートのサイズ感、
その両方を細かく調整しながら、日常の中で自然に着けられるバランスを探しました。

Mebae を身につけたときに感じてほしいのは、
特別な日の高揚感というより、
ふとした瞬間に自分の気持ちを思い出せるような感覚です。
何かに取り組んでいるときに手元を見て、
「私ってこれ好きだな」
「いま幸せだな」
と、あらためて感じられること。
芽生えた気持ちはまだ小さくても、
その人の中ではもう確かに始まっているものだと思います。
たくさんの感情とともに生きる私たちの中に生まれた、小さな小さな“好き”や“情熱”。
Mebae コレクションが、
そんな気持ちをそっと思い出せる、気づけるきっかけになれたらうれしいです。
🌼